12月11日(日)、目黒区田道ふれあい館・田道広場公園を会場に「エコまつり・めぐろ2022」を開催しました。3年ぶりとなる開催に、およそ1800名の方にご来場いただきました。会場内の各所で、小さなお子さんを連れた親子の姿が見られました。
今年のテーマは「わたしが我が家のエコレンジャー」です。日ごろから環境保全活動を行っている23団体が出展し、当日は高校生を含むボランティアの方にもご協力いただきました。


会場内をくまなく見てもらうために、各出展ブースに関連あるSDGsアイコンを表示し、参加者にSDGsアイコンを探してシートに記載してもらいました。


3階の「ワークショップエリア」では、木っ端を使っておもちゃを作るコーナー、エコ・クッキングで活用する「チラシでつくる生ごみ入れ」を作るコーナー、みんなで育てた綿を材料にして糸を作る綿くり体験コーナーなどが人気を集めていました。



2階の「エコな体験・エコな買いものエリア」では、古布やあまり布などを使ったリサイクル・リメイク品が会場内に展示され、一部は販売されました。


1階、入口付近には、食品ロスを減らす取り組みと啓蒙のため、フードドライブコーナーを設けました。ブースで行ったアンケートでは、「フードドライブを知っている」60%、「ある程度知っている」6%、「知らない」34%という結果でした。また、186点(38.7㎏)の食品が持ち込まれました。
田道広場公園では、自然エネルギーで動くソーラーカー試乗に多くの子どもたちが行列をなしていました。親子でソーラーカーに乗り、太陽光で車が動くのに驚き、歓声を上げていました。
スケルトンのごみ収集車(パッカー車)も人気です。ごみ袋を投入し、ボタンを操作すると奥に押し込まれていきます。中には列に並び直し、何度も体験する子どももいたほどの人気ぶりでした。



来場者アンケートには「SDGsを身近に感じられた」、「サステナブルの大切さがわかった」、「区民としてごみの水切りなど身近なことから気を付けたい」などの声が寄せられています。感染対策を行い、開催時間を10時から13時と例年より短縮して行いましたが、大人も子どもも環境やSDGsを楽しく学べる1日となりました。

階段に田道小学校2年生の作品を展示

大学生も参加。環境保全の取り組みを展示

アップリサイクルについて紹介