



令和7年度の環境講演会は6月28日(土)に開催します。
第1部は第57次南極地域観測隊に調理隊員として参加した渡貫淳子(わたぬきじゅんこ)さんをお招きして、「女性南極シェフが見た食と地球の未来」をテーマにご講演いただきます。
観測隊では日本から持ち込んだ食品のみで、およそ1年間の隊の食事をまかないます。制約のある南極での生活から食品を使い切るコツや知恵、過酷な自然と向き合った経験など南極ならではのエピソードをお話いただき、渡貫さんが南極で撮影されたたくさんのお写真を上映します。南極生活をリアルに感じながら、食と地球の未来を考えます。
(渡貫淳子さんプロフィール)
調理師専門学校を卒業後、同校の日本料理技術職員を経て退職。
その後、一児の母ながら一念発起して南極観測隊の調理隊員にチャレンジ。
3度の挑戦で合格を果たし、母としては初の調理隊員として1年4カ月間、南極観測隊に従事。帰国後は雑誌などで南極で考案したレシピの紹介や講演会など、活動の場を広げる。
コンビニでヒット商品となった「悪魔のおにぎり」は渡貫さんが南極で考案したレシピ。
第2部は、「食品ロス削減を考える」をテーマに、以下の内容でご講演いただきます。
「食品ロスを減らすために私たちにできること」
講師:環境省 環境再生・資源循環局 総務課 リサイクル推進室長補佐 村井辰太朗(むらいしんたろう)氏
まだ食べられるのに捨てられる商品は、日本では年間約472万トン(令和4年度推計値)に及びます。食品ロスは私たちが直面する環境問題の一つです。食品ロス削減に向けて、環境省が行う様々な取り組みを紹介し、私たちにできることを考えます。
「地域スーパーマーケットの食品ロス削減」
講師:東急ストア サステナブル推進部 課長 片衛賢司(かたえけんじ)氏
東京・神奈川を中心にスーパーマーケットを展開する東急ストアでは、さまざまなサステナブルな活動を推進しています。需要予測発注システムの活用や、商品パッケージの工夫、食べきりサイズの品ぞろえなど、身近なスーパーマーケットでの食品ロス削減の取り組みを紹介します。毎日のお買い物が未来にどうつながるか、一緒に考えてみませんか。
■日時:6月28日(土)13:30~16:00 (開場:13:00)
■会場:中目黒GTプラザホール (目黒区上目黒2-1-3 中目黒GT地下1階)
■定員:80名
■申し込み:不要、先着順。直接会場へお越しください。
※手話通訳をご希望の方は、6月6日(金)までにご連絡ください。
■問い合わせ
エコライフめぐろ推進協会
電話 03-3715-7835 (平日8:30~17:00)
fax 03-3715-8826